【ふゆやさいのふゆやすみ】絵本の紹介

○絵本の名前
 ふゆやさいのふゆやすみ
○出版社
  ひかりのくに株式会社
○作者紹介
  作・・・林 大林
  山口県生まれ。自作の詩を自身の朗読で競い合う「詩のボクシング」全国大会で優勝。詩を中心に、童謡、言葉遊び、絵本、作詞、写真詩の創作、自作の朗読など、詩と言葉の仕事を幅広く手がける(「BOOK」データベースより)
  絵・・・柿田ゆかり
  埼玉県生まれ。日本デザイン専門学校卒業。イラストレーター・絵本画家として、教材、絵本等、主に童画を手がける(「BOOK」データベースより)
○対象年齢
  1歳以上

ざっくり絵本の内容について

絵本のタイトル通りです!

そう!「ふゆやさい」の「ふゆやすみ」です

画像は終盤の温泉に浸かっている一コマですが、ここに登場している野菜たちがまずは雪遊びから始まり、
各シーンでその野菜や果物達がその名前になぞって「ダジャレ」を連発しています。

たとえば、

ほ~れ そうれっ!

ほうれんそうくんが雪玉を投げるときのセリフです

他にも、

ねえねえ おうちであそごぼう。なにして あそごぼう?

ごぼうくんのセリフです。

こんな具合にそれぞれがエンドレスにしょうもないダジャレを繰り広げてくれます

ちょっと無理があるんじゃない?

なんてことも大人目線では多々あります。

いっちょに あちょぼう。いちにの いちゴー!

いちごちゃんのセリフです。

多少の無理やり感は個人的には否めません。

絵本を購入した時の月齢

1歳3ヵ月頃に購入しました。

初めてのストーリー性のある絵本の購入でした。

それまでは、見開きのページで内容が完結するタイプの絵本がほとんどでした。

絵本を見たときの反応

正直、購入してすぐの反応はいまいちでした。

ページ数は26ページ

1歳3カ月の我が子には、今までにない超大作!

長編、かつ、セリフが多い

処理しきれていない印象でした。

しかしながら、そこでひと工夫!

単純にセリフを読んで読み聞かせても、子どもは長い時間聞いていられません。

そこで、セリフを読むのではなく、野菜や果物の名前を教えるのに使ってみました

たとえば、ブロッコリーの絵を指さして「これはブロッコリーさんだよ~ 言ってごらん?

との具合に内容よりはイラストの可愛らしさを生かし、名前を覚えさせ一緒に見て楽しむを重視しました

(読み手の多少のアドリブ力は問われますが・・・)

1歳6ヵ月頃には野菜の名前を憶え、普段の食事の最中にも上手に野菜の名前を言えるようになっています。

絵本を購入した感想

購入に至った理由として多少の「親のエゴ」があったような気がします・・・

1歳も過ぎたし、そろそろストーリー性があるものでもよいのでは?

なんて思いがありました。

子どもからはそんな意見は、当然ながらひとつも出ていませんでした。

初めての子育てで、我が子にはいろいろなものにチャレンジさせてあげたい!

この気持ちが強くはたらき過ぎたよな気がします・・・

購入後、軌道修正し興味がないのにひたすら絵本を読み聞かせるようなことにならなくて良かったと今ではホッとしています。

焦らずちゃんと子供目線でゆっくりその子に合わせて一緒に成長しなくてはいけませんね・・・

少し背伸びをして購入した絵本は、親の成長にも繋がったような気がしました。

ふゆやさいのふゆやすみ