管理栄養士ママ管理栄養士ママ

ねぇ パパ
最近なかなかジムに行けないから、お家でトレーニングしたいんだけど、良いトレーニング方法ない?


脳筋パパ脳筋パパ

それなら「スロトレ」はどう?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

すろとれ???


脳筋パパ脳筋パパ

「スロトレ」は「スロートレーニング」のことなんだけど、ざっくり言うとゆっくり動かすトレーニングのことだよ!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

へぇ~ ゆっくりで効果あるの?


脳筋パパ脳筋パパ

もちろん!自宅でトレーニングすると重い負荷とかはかけられないけど、スロトレだと高いトレーニング効果が期待できるからね♪

スロトレってなに?

管理栄養士ママ管理栄養士ママ

スロトレってやっぱり名前の通りでゆっくり動かすトレーニングなんでしょ?
だいたいどのくらいのスピードなの?


脳筋パパ脳筋パパ

そうだね~
だいたい「3秒で上げて、3秒で下ろす」って感じかな!


実は・・・
「スロートレーニング」という正式な呼び名や定義はありません

アメリカで登録商標があるのは、「スーパースロー」というトレーニング方法で、これは「負荷を4秒で下ろし、10秒で上げる」といった方法です。

ですから、「スーパースロー」以外にも様々な「スロートレーニング」と呼ばれるものがあり、負荷を上げ下げするのに「何秒」という正式な基準はありません。

一番大切なことは、筋肉の緊張が緩むフェーズをつくらないことです

そのため、スロートレーニングで一つの目安となるのは、「3~4秒で負荷を上げて、3~4秒で下ろす」という時間です。

スロトレは筋肥大効果も期待できる!?

脳筋パパ脳筋パパ

スロトレって負荷の大きいトレーニングだから、ダイエット効果も大きいんだけど、筋肥大効果も期待できるんだよね~


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

へぇ~
優秀じゃん!
パパもジムに行かないで、家でスロトレやったら?w


脳筋パパ脳筋パパ

パパはジムでバーベル担いだりしながらスロトレも取り入れてるよ!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

あっ・・・
失礼しましたー(棒読み)


「スロートレーニング」は、トレーニング中に力を発揮し続けることで筋肉の内圧を高め、それによって筋肉中の循環を抑えることが目的です。

この「スロートレーニング」は、「加圧トレーニング」と同じような状況になります。

通常のトレーニングと比べても、同じ負荷、同じ回数でも、より筋肉が太くなりやすいような状態になり50%1RMぐらいの負荷でトレーニングをしても確実に筋肉が太く成長します

これは、通常の負荷のトレーニングで80%1RMの負荷でトレーニングを行った場合とほぼ同じ効果といえます。

通常の負荷のトレーニングで50%1RMの負荷では、筋肉が太く成長することはまずありえませんので、この効果はとても大きいと言えます。

スロトレのポイントは“脱力しない”こと!

スロートレーニングの最大のポイントは、「脱力しない」ことです。

ですから、常に筋肉は緊張し、負荷が乗り続けている状況をつくることがとても大切です

とはいえ、トレーニング中にどういった状況が「脱力する」というのかというと、ざっくり言えば、「関節を伸ばしたとき」です。

スクワットなら、膝を伸ばしきったときに関節が「ロック」されてしまい、そこで負荷が逃げてしまい筋肉は緩んでしまいます。

そうならないために、膝が伸びきってしまう前にその手前で動きを止め、またしゃがむ動作を続ける。

このように他の部位のトレーニングでも関節を伸ばし切って、筋肉が脱力する状況をつくらないようにすることが最大のポイントといえます。


スロトレのデメリットと注意点

管理栄養士ママ管理栄養士ママ

スロトレってめちゃくちゃ良いトレーニング方法じゃない!?


脳筋パパ脳筋パパ

まぁそうだね~
けど・・・


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

「けど」?


脳筋パパ脳筋パパ

まぁ、こんなこというのもなんだけど“地味”だよね(-_-;)


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

あぁ~ たしかに・・・


スロートレーニングは、重い負荷を使わなくても効果的なトレーニングができるため、トレーニング自体がとても安全に行うことができます。

トレーニングの初心者なら、自重トレーニングでも充分な負荷となり、筋肉を太くすることもできます。

ただし、筋肉を太くしようと思った場合には、ある程度の条件があり、負荷には注意が必要です。

というのも、筋肉を太くするための負荷は、最低でも40%1RM以上の負荷が必要と言われています。

これ以下になってしまうと、いくらスロートレーニングでトレーニングを行っても効果はありません

この点だけ注意すれば、筋肥大効果の期待できるスロートレーニングが行うことができます。

また、自宅でやるにしてもジムでやるにしても、スロートレーニングはとても負荷の大きいトレーニングで効果は大きいものの、いかんせん動きがゆっくりで地味です。

シンプルにトレーニングで飽きてしまうといったリスクと高重量の負荷を掛けるとキツ過ぎるといった点が懸念されます。

ですから、トレーニングメニューのすべてをスロートレーニングとするのではなく、トレーニングの一部としてスロートレーニングを活用するようにするとより高い効果が見込めるかもしれません。

つむつむの今回のまとめ

つむつむつむつむ

どうだったかなぁ~


つむつむつむつむ

最近ママがやたらゆっくりと階段を昇り降りしていると思ったら、このお話を聞いたからだったんだね~


つむつむつむつむ

階段で実践するママも斬新だよね~
けど、スロトレは他のトレーニングと比べても安全性の高いトレーニング方法だから上手に活用するとよいね~


つむつむつむつむ

それにジムに行かず自宅でトレーニングする場合には、どうしても負荷が足りなくなってしまいがちだよね~


つむつむつむつむ

けど、スロトレ取り入れれば通常の自重トレーニングよりは、負荷を高めることができるから是非試してみてね~


つむつむつむつむ

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~