脳筋パパ脳筋パパ

ねぇ~ ママ
最近朝ごはんとかでウインナー出してくれないよね?
なんで?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

ん~ パパ好きだもんね。
まぁ、そこそこ割高かなぁ~ っていうのもあるよね。


脳筋パパ脳筋パパ

そうなの?
他にもハムとかもあんまり使ってないよね~


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

えぇ~っと 実は・・・
リン酸塩”が最近少し気になっちゃっててさ・・・


脳筋パパ脳筋パパ

りんさんえん??

リン酸塩とは?リン酸塩の摂り過ぎに要注意!!

脳筋パパ脳筋パパ

りんさんえんってなに??


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

“リン酸塩”っていうのは、
食品添加物のことで加工肉とかによく使われているものなんだ~


脳筋パパ脳筋パパ

へぇ~
からだには良くないものなの???


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

そうだね~
今の時代完全に摂取しない!ってのはほぼほぼ無理な位いろいろなものに使われているんだけどね~
知っていて可能な限り摂取を抑えることが重要になってくるかなぁ~




食品添加物とは

食品添加物とは、食品を製造する過程で使用される添加物で、様々な目的によって分けられます。
例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • 保存料
    →食品の腐敗を防ぎ、品質保持期間をのばすもの
  • 甘味料
    →甘味の添加を目的として使用される
  • 乳化剤
    →油と水のように混ざらない液体を混合させる(乳濁液)ために使用する
  • 安定剤
    →乳濁液が不安定な状態になり、もとの水と油に戻るのを防ぐ。食品の舌触りや固さを維持するためにも使用される。
  • 酸化防止剤
    →酸化による褐色と腐敗を遅らせ、食品の品質保持期間を保つために使用される
  • ph調製剤
    →微生物の成長を抑制し、品質保持期間が長くても安全に食べられる状態を保つために使用される

他にも、様々な食品添加物が私たちの生活の中には存在しています。

しかし、それらは食品製造において安全な加工食品をつくるために、厳しい安全基準を得たうえで使用されているのです

ですが、全ての食品添加物に害はないとはいえるのでしょうか・・・

また、その安全基準も国によって異なっているのもまた現実・・・

輸入食品が多い日本において、安全・安心な食品かどうか判断するのは、自分自身でしかないのです。

リン酸塩とは?

 

食品添加物のひとつであるリン酸塩

食品の食感の矯正、増量剤やビタミンCの分解防止など、様々な用途で使用されています。

ハムやソーセージ、インスタントラーメンなど加工食品の多くに使用されています。

ひとつの食品添加物が、ひとつの目的のために使用されているわけではないのです。

このリン酸塩の怖い点は、ミネラルの吸収を阻害してしまうという事です。

ミネラルは、私たちの「からだとこころ」を元気にしてくれる、生きるために必要不可欠な栄養素です。

ミネラルの入った食材を食べていても、同時にリン酸塩を摂ってしまえば、せっかくのミネラルが減ってしまいます。
それじゃあ勿体ない!!

知らぬ間に摂取・・・ 隠れリン酸塩にご注意!!

脳筋パパ脳筋パパ

“リン酸塩”恐るべしだね。
ウインナーとかは少し控えめにしておこっかな(-_-;)


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

そうだね~
加工肉は全般的に気を付けた方が良いかなぁ~


脳筋パパ脳筋パパ

まぁ、よく分かんないときは、成分表とかで確認すればOKでしょ!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

・・・実はそう上手くいかないこともあるのよ~


脳筋パパ脳筋パパ

えっ!なんでなんで!?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

成分表に載ってないケースもあるんよ~


脳筋パパ脳筋パパ

えぇ~~~!!

栄養表示の落とし穴

食品添加物は、厚生労働省により定められている食品衛生法施行規則に従い表示されています。

使用した食品添加物は、原則、物質名で記載されることになっているのです。

なら、栄養表示を見ればリン酸塩が確認できるじゃん!なら安心!
・・・とはいかないのです。

なぜなら、物質名を表示せず用途のみの表示でOKなもの、表示の省略OKなものが表示について認められているからです。

用途のみが書かれていても、どんな成分を使用しているのか分かりません。

また、表示を省略されてしまったら手も足もでませんよね。

ちなみに、表示を省略できる条件としては以下のものがあります。

  • 加工助剤
    (食品の加工の際に使用されるが①完成前に除去されるもの②その食品に通常含まれる成分に変えられ、その量を明らかに増加されるものではないもの③食品に含まれる量が少なく、その成分による影響を食品に及ぼさないもの)
  • キャリーオーバー
    (原材料の加工の際に使用されるが、次にその原材料を用いて製造される食品には使用されず、その食品中には原材料から持ち出された添加物が効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの)
  • 栄養強化剤

いくら少ない量や、原材料の加工の際にしか使用していないとしても、
使用することでその食品が持つミネラル成分が減ってしまっていれば
食品の栄養自体が下がってしまう可能性もあるのではないでしょうか・・・


リン酸塩はこんなところにも!あなたの側に潜むリン酸塩

脳筋パパ脳筋パパ

リン酸塩恐るべしパート2だね・・・


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

そうだね・・・
でも、神経質になり過ぎちゃうと食事が楽しめなくなっちゃうからね!


脳筋パパ脳筋パパ

たしかに!
それなら一応気を付けておくべきポイントを教えてよ!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

それじゃあ、意外と知られていなそうでも
何気なく食べていそうな例を挙げていくね~

その食品にもリン酸塩?!

リン酸塩の怖さが分かったところで、全てのリン酸塩を私たちの生活から取り除くことは正直難しいでしょう。

ハムやソーセージなどの加工肉、魚のすり身を加工した練り物類、缶づめ食品や、冷凍食品・・・

最近では、肉を軟らかく加工する為にリン酸塩を使用することも多いのです。

やわらか加工をしています!おいしいですよ!といったお肉・・・
どんな製法でお肉を軟らかくしているのでしょうか・・・

成形肉をつなぐ成分にもリン酸塩は使用されることもあります。

私たちが目で見て判断できない段階でリン酸塩は多くの食材に使用されているのです。

知っていると知らないでは全然違う!

こんなに世の中にあふれているリン酸塩・・・

でも避けられないならどうしたらいいの!?そう思うと思いますが、知っているのと知らないのでは、全く違います!!

知っていれば、目に見えるリン酸塩を避けることができ、ミネラルを多く含む食事を意識することができるのです。

リン酸塩を摂ってしまったら、次の食事でミネラルの多い食材を使用して手作りごはんを食べる!
その意識があるだけで、自分のからだを守ることができるのです。

また、余計なものを出せるからだづくりも大切になってきます。

お通じを良くするために、食物繊維や、発酵食品を意識しよう!それでも良いんです!

日本の食の現状を知り受け入れた上で、自分には何ができるか考え、行動することが自分のからだと、家族のからだを守ってくれます。

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つむつむの今回のまとめ

つむつむつむつむ

どうだったかな~?


つむつむつむつむ

今回の内容は難しいお話が多くて聞いているだけで、いっぱいになっちゃう内容だったよね~


つむつむつむつむ

確かにリン酸塩っていうのは怖いものだし、最近だとコンビニの食品でリン酸塩を使用しないようにする!
なんてことも話題になってきてるよね~


つむつむつむつむ

でも、リン酸塩とかからだによくないものばかりを意識しすぎると食事が楽しめなくなってしまうよね~


つむつむつむつむ

これは一番悲しいことだと思うなぁ~
ママが言ってたとおり、バランスのいい食事を摂って楽しい食生活を送れると良いね~


つむつむつむつむ

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~



脳筋パパ脳筋パパ

ミネラルのひとつカルシウムについては、
「カルシウムの必要摂取量や知られざる重要な役割は!?」
を参考にしてみてくださいね~



管理栄養士ママ管理栄養士ママ

ミネラルのひとつ鉄分が不足していると感じる方は、
「【産後の食生活】女性は”鉄”が不足しがち!~鉄を摂ろう編~」
を参考にしてくださいね♪