幼児食は好き嫌いが出てくるお年頃・・・


ママ友ちゃんママ友ちゃん

管ママちゃ~ん
うちの子 最近好き嫌いが激しいんだけど~
もうどうしろっての~?
って感じなんだけど(;´Д`)


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

もうね~
避けては通れない道なんだろうね・・・
うちの子もなかなか一苦労だよ


ママ友ちゃんママ友ちゃん

なんか栄養士的ないつもの感じで良い方法ないの?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

相変わらずザックリ無茶ぶりだね~

子どもの好き嫌いは、自我の芽生え!その成長を喜ぼう!!

幼児食が始まるころには、悩みの一つに挙げられる子どもの好き嫌い

子育てをしているママやパパにとっては、悩ましいものですよね。

好きなものと嫌いなものを自分で選ぶことができる様になったんだなぁ~
と成長を喜ぶ気持ちもあります。

ですが、好き嫌いをして子どもが食事を食べないと、せっかく作ったごはんも勿体ないし、栄養が摂れていなくて心配

食事を食べてくれないストレスは、パパママが気付かないうちにパパママに溜まってしまい、食事の時間に笑顔でいることを忘れてしまうなんてことに・・・

そうなってしまうと悪循環で、子どもは食事の時間が楽しく感じれなくなってしまいます

好き嫌いは自我が芽生えた成長の証
でも、食べてもらいたいのがパパママの気持ち!

今回はそんなお悩みについて考えてみましょう。

好き嫌いは成長の証…わかってはいても何とかしたい!解決策はこの4つ!!

我が子の成長に必要な栄養は食事からしっかり摂らせてあげたいですよね?

好き嫌いは誰にでもあることですが、何とかしたい!

そんな時はごはんを食べている様子を思い出してみてください。

食事をする環境が整っていないと、子どもが食事に集中できないことがあります。

ポイント① 背筋ピーン!安定した姿勢で食べましょう

足が床などについていると、姿勢が安定して背筋がよくなりますよね。

姿勢が安定すると、あごや舌に力が入れやすく、食事をする上で大切なポイントなのです

ポイント② 目に見える範囲におもちゃを置かない!

食事の時は遊ぶ時間とメリハリをつけなければいけません。

目の届くところに普段遊んでいるおもちゃや、遊び場が見に入らないようにすると、食事に集中しやすくなりますよ

片づけなくても、遊び場を背中にしてあげるだけでもいいですね。

ポイント③ テレビは消して食事に集中!

テレビを見ながら食事をすると、食事に集中しないためせっかく食べているものの味を感じにくくなってしまいます

テレビがついていると大人しくなって、口をあけてくれるので、ついついテレビをつけて食事をさせてしまう・・・

そんなこともあるかと思いますが、こどものためにもテレビを消して食事に集中できる環境をつくってあげましょう

ポイント④ 固さは適正ですか?

月齢に合わせた固さになっていないと、うまく飲み込めず口から出してしまうこともあります。

幼児食になったとはいえまだまだ小さい子どもです。

大人とまったく同じにはせず大きさ、固さはこどもの月齢に合わせた固さを意識しましょう


子どもの好き嫌いは、大人の好き嫌いとは少し違う??


ママ友ちゃんママ友ちゃん

けっこう意識してなかった部分あったかも!
ひとまず実践してみるね~


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

まぁ、まずは環境から入るのって大事よね~
あとは、子どもの達の今の好き嫌いってすぐ変わっちゃうから諦めず粘り強く!
ってのも大切だよね!


ママ友ちゃんママ友ちゃん

あっ!そうなんだ!!
たしかに!それあるかも!
つい先月まではトマト大好物だったのに最近嫌がって食べないんよ~
とりあえずトマトあげてれば野菜はOKって思ってたのに~


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

どこの家庭でもあるんだね~
ていうか、野菜はトマト以外もあげようね(;^ω^)


好き嫌いの嫌いは、大人とこどもでは若干意味が異なってきます。

好きなものは、もちろん好んでいる場合もありますが、他に、慣れているものという場合もあります。

また、嫌いはただ「好き」ではないのではなく、飽きてしまったものや、食べづらいものという場合もあります

ですので、食べてくれないものは子どもにとって嫌いな食べ物で、これからもずっと食べてくれないものというわけではないのです。

この時期の好き嫌いは調理の工夫や、成長につれて改善されていくものが多いんですよ。

ですから、パパママが諦めず食べてくれないものでも、いろいろな調理方法にチャレンジし食べるチャンスを与えてあげましょう

料理をひと工夫すると子どもの好き嫌いが解消する??アイデアはこの3つ!

子どもの興味はちょっとしたことで惹くことができますよね。

意外なものがお気に入りのおもちゃになっていたり、おもちゃじゃないもので遊ぶことが好きだったり・・・

嫌いな食べ物も同じでちょっとした工夫で食べてくれるようになったりしますよ!

●やってみよう!その①

子どもが好きな形に食材を切ってあげたり・・・

クッキー型などを使って、お星さまやハート、お花型にしてあげたら少し食べてみようと興味をもってくれるかもしれません。

例えば、我が家ではつむつむがごはんに集中してくれないときは、ごはんをシリコンの型に入れて好きな猫の手型にしてあげたら喜んで食べてくれました(^^)/

●やってみよう!その②

こどもがなぜ嫌いか考えて、原因を調理法でカバーしてみよう。

例えばお肉やお魚などパサパサしているのが嫌いなら、片栗粉や米粉でトロミをつけてあげると食べやすくなります。

他にもマヨネーズやバターなど油分のある調味料を加えてあげると、より食べやすいメニューにすることができますよ。

味が好みでないようなら、カレー風味など子どもの好きな味付けで調理してみましょう。

●やってみよう!その③

嫌いなものは、好きなものと一緒に調理してあげましょう。

野菜が嫌いで食べてくれないけどハンバーグなら食べてくれる・・・

それならハンバーグに嫌いなお野菜を細かくして入れてあげるなどして、好きな食材と一緒にしてあげると意外に食べてくれることもありますよ。

この時期の好き嫌いは成長によって改善するものも多いので、知らないうちに食べれるようになっていたなんてこともあります。

ですので、頑張ったのに食べてくれないと悩む必要もありませんよ。

また、嫌いなものは無理に食べさせずに、同じような栄養が含まれている食材を探して、食べてくれるまで代用として使ってあげるという方法もOKです。


子どもが食べてくれない…でもそれって本当に適量??


ママ友ちゃんママ友ちゃん

あとさ あとさ~
どうやったら食べる量増やせるかな~?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

えっ!?
そんな食べてないの?


ママ友ちゃんママ友ちゃん

食べてないかっていうと~
なんとも言えないんだけどさ~
やっぱり男の子だしね!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

どのくらい食べさせようとしてるの?


ママ友ちゃんママ友ちゃん

とりあえず米1合くらいはね!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

・・・

そもそもほんとに食べてない?他の子と比較はNG

好き嫌いと同じようにパパママのストレスになりがちな、食べてくれない問題

でも、お子さんは本当に食べていないのでしょうか?

子どもの胃の大きさは成長によって個人差があるのは当たり前。

周りの子が食べている量に比べて、食べていないからといってそのこが食べない子なのではありません。

また、食事の時間にしっかりお腹を空かせてあげていますか

おやつなどで、食事の時間に影響が出ないように注意しましょう。

「食べる量」=「食べてほしい量」ではない!!

子どもの食べたい量と、パパママの食べてほしい量が必ずしも一致しているわけではない!

このことを一度頭にいれておかなくてはいけません。

子どもの胃は成長途中でまだまだ小さい。

でも、ついついいろんなものを食べてほしくてあげる量が多すぎてしまってはいませんか?

大人と同じ基準で食べる量を考えてしまっていませんか?

パパママが思う「食べてほしい量」が、「子どもの食べたい量」ではありません

子どもの様子を見ながら、食べる量は調整してあげましょう。

食べた量だけじゃない!大切なのは何を食べたか

食べる量は幼児食だけではなく、離乳食の時期からの多くのパパママの悩みですよね。

でも大切なのは、食べる量ではないと私は考えています。

もちろん、食事から栄養を摂る時期ですので、ある程度の量は食べてほしいのですが、食べる量を意識しすぎると食べてくれないときのパパママのストレスがどんどん溜まってしまいます

ですから、意識してほしいのは、「量」より「質」

少しずつでもいろんな食材を食べさせてあげましょう。

いろいろな食材を使用していれば、自然に栄養価も高くなりますし、味の変化がつけられるので、子どもの食欲も刺激されますよ(^^)/

つむつむの今回のまとめ

つむつむつむつむ

どうだったかなぁ~


つむつむつむつむ

ごはんの時は見たかったテレビがやってても強制的に消されてしまうから、その時はいつも悔しい思いになるよ~
けど、いざごはんを食べ始めると美味しくて夢中になって食べちゃうんだ~


つむつむつむつむ

あとは、ママもパパもつむつむのことを二人で見てくれるから嬉しくなっちゃって、ごはんの時間がとっても楽しいよ


つむつむつむつむ

やっぱりごはんは家族みんなで笑顔で過ごせるのが一番だよね~
ママからのアドバイスを参考に楽しみながら食事をしてね~


つむつむつむつむ

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~