ママ友ちゃんママ友ちゃん

管ママちゃ~ん!
またまた相談に乗ってもらってもよ~い???


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

もちろんだよ~
どうしたの?


ママ友ちゃんママ友ちゃん

最近うちの子がさ~
あたしが食べてるお菓子をじーって見つめてくるんだよね(;’∀’)
そんでさ~ せっかくだし、おやつとしてあげようかと思ってるんだけど、それって大丈夫?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

NO!!!

おやつってそもそも何で必要なの?

管理栄養士ママ管理栄養士ママ

ママ友ちゃん!
その答えはもちろんノーだよ!
そのお菓子はきっと「おやつ」にはならないよ!


ママ友ちゃんママ友ちゃん

えぇ~
おやつとお菓子は違うの???


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

まぁ、念のため聞くけどそのあげようと思ってるお菓子ってなに?


ママ友ちゃんママ友ちゃん

毎回違うけど、友達のママからもらったクッキーとかケーキが多いかな🎶
あとは、最近うちの子はポテチも気になってるみたいだね( ̄▽ ̄)


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

NO!
答えは一択!ノー!だよ!!

おやつの役割って?

離乳食が慣れてきた1歳頃、パパママも我が子の成長に毎日目が離せないですよね。

1歳にもなると成長に必要な栄養は食事から摂れるように切り替えていく時期にもなってきます。

でも、赤ちゃんの胃の大きさは、新生児で50ml、3ヶ月経つとその3倍の150ml、1歳頃にはさらにその2倍の300mlと成長していきます。

生まれたときに比べたら、何倍にも大きくはなっていますが、まだまだ未熟です。

1回の食事で食べることができる量は限られています。

3回の食事で不足してしまう栄養を、補うのが主なおやつの役割です

おやつは補食!お菓子ではないんです

おやつと聞くと、市販で売っているお菓子やスナックなどを思い浮かべると思いますが、離乳食・幼児食においておやつというのは、お菓子という意味ではなく、補食という意味になります。

補食って何・・・?
つまりは、食事を補う食事のことです。

さらにややこしくなったように思えますが、上記でも説明した通り、おやつとは、朝・昼・晩のメインとなる食事で不足してしまう栄養素を補うものです。

大人がイメージするおやつ、例えば市販のお菓子などでは、栄養が偏ったものが多く、離乳食や幼児食としてのおやつに望ましくはありません。

どんなおやつが望ましいのか、これから一緒に勉強していきましょう!

どんなおやつがいいのかな?

ママ友ちゃんママ友ちゃん

たしかにポテチは捕食にはなんないね~(;^ω^)
とはいえ、どんなおやつをあげればよいの???


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

まぁ、 その辺はぶっちゃけ難しいとこよね~
最近は市販の赤ちゃん用のおやつでも栄養を補えるものもとても増えているから、その辺を活用すると良いかもね~
あとは、気が向いたり、自分に余裕があるときに手作りしてみるのも良いかもね~

不足しがちな栄養素を補おう

離乳食・幼児食において不足しがちな栄養の代表としてミネラルがあげられます。

カルシウムや、鉄などといった栄養素です。

カルシウムは、歯と骨の健康を守り、鉄は血液をつくるものというはたらきが知られていると思いますが、赤ちゃん・幼児の成長にとって、カルシウムや鉄は他にも大切な役割があり、摂取していくべき栄養素です。

もちろん、パパママも同じ!
おやつにも、小松菜や大豆製品、ひじきや切り干し大根など、軽食のようなおやつも取り入れていきましょう。

また、市販のおやつは、ベビーせんべいやたまごボーロなど、カルシウムや鉄分が添加されている商品もあります。

そういった商品は手づかみ食べの練習などにもなりますし、手作りおやつはちょっと苦手・・・
という人も上手に活用していきましょう。

その際に注意してほしいポイントは、その商品にはどんなものが含まれているか、ということです。

安全・安心な食品か必ず裏の表記を見てから買う癖をつけるといいですよ。

水分不足を補おう

離乳食を初めてパパママが悩むひとつによく聞くのが、水分不足による便秘です

今までは、授乳から栄養を摂っていたのですから、食事からもしっかり水分を摂らせたいものです。

もちろん食品に含まれている水分もありますが、意外と食事から水分を摂るって難しいですよね。

そんなとき、おやつとしてカルシウムの摂れる牛乳や、ビタミンの摂れる果物などといった、水分の多く含まれるおやつも選んであげましょう。


おやつはどのくらいあげていいの?

ママ友ちゃんママ友ちゃん

あとさ~
管ママちゃんは、つむつむにどのくらいの頻度でおやつをあげるようにしてるの???


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

う~んとだいたい一日に1~2回くらいかなぁ~
でも、ほんと日によってまちまちだし、ぶっちゃけ機嫌悪いときには、ちょっと期限を直すためにお菓子あげちゃったりしてるよ~
けど、なるべく普段と変わらない量になるように調整したり、時間帯は工夫するよう気を付けてるけどね~

1日1から2回を目安におやつをあげよう!

昼間の授乳がなくなり、食事のみになったら、おやつを始めてみてもいいころです。

食事と食事の間にあげることから、多くても午前中に1回、午後に1回の2回程度が望ましいでしょう

野菜を使ったおやつや、牛乳や果物など、栄養を補うことを目的とできるおやつを選びましょう。

おやつの量は1回の食事の1/3から1/4程度を目安としましょう

カロリーにすると、1~2歳児で135kcal(女の子)~140kcal(男の子)が目安になります。

また、おやつはこの量を守りましょうというだけで、この量を摂りましょうというわけではありません。

大切なのは、成長に合わせてしっかり栄養が摂れているのかということです

子どもの成長に合わせて、量を調整していきましょう。

つむつむの今回のまとめ

つむつむつむつむ

どうだったかなぁ~


つむつむつむつむ

今回はおやつの話だったけど、つむつむは特にひじきのおせんべいが大好きだよ~
やっぱり自分で持って食べることができることがとっても楽しいよ~


つむつむつむつむ

1日の食事はとっても楽しみなんだけど、1回で食べる量はどうしても限界があるからね~
小さいうちには量も食べれないし、食べることがそもそも大変(;´Д`)


つむつむつむつむ

けど、時間が経つとおなかが空いちゃう・・・
だから3食の食事の間におやつがあるとと~っても嬉しいんだ~♪


つむつむつむつむ

栄養面でも捕食としても有意義だし、赤ちゃんにとっては食べる練習にもなるものだから、おやつの習慣を取り入れてみてね~


つむつむつむつむ

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~