ママ友ちゃんママ友ちゃん

この前映画観たんだけどさ~
不老不死ってそのうち実現できちゃうのかな?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

おぉ~
なんかテーマが壮大だね!


ママ友ちゃんママ友ちゃん

いや~
ふと、思ったんだよね~
今くらい元気で若々しくピチピチで
元気でいられたらいいな~ってね(´・ω・`)


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

もちろんその気持ちはわかるよ~
歳を取るにつれて昔みたいにはいかなくなってきたもんね~💦


ママ友ちゃんママ友ちゃん

そうなのよ!
昔は朝まで飲んでそのまま仕事行って、
夜もまた合コン行ってって繰り返してたけど、
どうにかなってたもんね~
最近じゃ、24時過ぎて寝ただけでも翌朝の化粧のノリが悪いもんね💦


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

あるね~!
わかる~!
アンチエイジングとして対策しなきゃいけない年頃なのね・・・


ママ友ちゃんママ友ちゃん

そうね~
管ママちゃん的な対策を教えてちょ🎶

老化を抑える!キーワードは「抗酸化」

映画に出てくるような若返りや不老不死というのは、現在の医学や化学では実現できないのではないかと思います。

ひとは確実に歳を取り、そしてやがては死んでしまいます。

しかしながら、アンチエイジング 老化を遅らせることは可能かもしれません。

そこで重要になるのが、からだの酸化を防ぐことです

つまり、抗酸化で活性酸素を除去することが重要になります。

ひとは酸素を体内に取り込んでエネルギーを生み出しています。

呼吸をすることにより体内に酸素が取り入れられ、赤血球を介して体内の細胞にくまなく運ばれます。

この運ばれた酸素をもとに細胞内で糖分や脂肪を燃やし、エネルギーが発生するといった仕組みです。

そして、ここで使われた酸素のうち約2%が「活性酸素」になるといわれています。

活性酸素の良いところと悪いところの2つの顔

では、活性酸素自体はどんな役目があるのかというと、良いはたらき悪いはたらきの2つがあります。

良い面

活性酸素の役割として、生体内の細菌に対して、殺菌や消毒といったはたらきをしてくれます。

悪い面

活性酸素が体内で多くなると、活性酸素に触れるものすべてを酸化させてしまい、正常な細胞さえも傷つけてしまう恐れがあります

特に細胞膜に当たる部分の不飽和脂肪酸の膜を酸化させてしまい、これが老化や生活習慣病を引き起こす元凶であるともいわれているのです。

そもそも活性酸素が増える原因ってなんなの?

活性酸素が増える要因としては、以下の2つの要因が考えられます。

1. 生活習慣
例:飲酒、喫煙、紫外線、大気汚染

2.身体的環境
例:加齢、運動

ひとは20歳くらいをピークに活性酸素を消去する酵素が減ってしまうといわれています。

この活性酸素を消去する酵素は「S.O.D」と呼ばれ人間の体内でつくられるものです。

子どものうちはこの活性酸素消去酵素がしっかりつくられているため、日光にあたったくらいでは、シミもできづらかったかと思います。

加齢とともにお肌のシミができやすくなるのも実は、この活性酸素消去酵素が関係しているのです。

また、激しい運動をするとエネルギーを大量に消費しますので、活性酸素の発生が多くなってしまいます

スポーツやトレーニングをしている方は注意が必要でしょう。


アンチエイジングで老化を抑えてくれるのは「抗酸化物質」


ママ友ちゃんママ友ちゃん

「活性酸素」恐るべしだね💦
なるべく呼吸を控えようかな・・・


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

それがママ友ちゃん的「アンチエイジング」だね!
って絶対むりだから!


ママ友ちゃんママ友ちゃん

良い子はマネをしないでね」的な!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

うん!効果ないからね!
それより「抗酸化物質」を意識的に摂取しようね!

活性酸素が老化に繋がるため、いかに活性酸素を除去できるかが重要となります。

そのために活躍してくれるのが「抗酸化物質」です。

からだが活性酸素により酸化される前に、より酸化されやすい物質である「抗酸化物質」を体内に取り込んでおくことで、からだの酸化を遅らせることができるのです

「抗酸化物質」の代表的なものは、「ビタミンC・β―カロチン・ビタミンE・ポリフェノール」です。

これらの抗酸化物質は非常に酸化されやすく、自らが酸化されることにより、活性酸素に電子を与え、無毒化してくれるはたらきをしてくれるのです。

抗酸化物質のそれぞれの特徴

それぞれの抗酸化物質には活性酸素を除去するうえで、そのはたらきをするタイミングや場所が異なります。

私たちのからだは、多くの細胞で構成されていて、細胞には水溶性と脂溶性の部分があります。

また、その異なる2つを繋いでいるどちらの特徴も持つ部分も存在します。

抗酸化物質は、水に溶ける水溶性、脂に溶ける脂溶性、どちらにも溶けるものが存在し、活性酸素を除去してくれます。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

ビタミンC

活性酸素を除去する場所:細胞と細胞の間の「水溶性部分

活性酸素との接触タイミングが、他の抗酸化物質と比べ一番早く真っ先に活性酸素を除去できる物質です。

β―カロチン・ビタミンE

活性酸素を除去する場所:細胞内の「脂溶性部分

それぞれが脂溶性のビタミンであるため、細胞内の脂溶性部部分で活性酸素を除去してくれます

また、ビタミンEは先ほどのビタミンCと相互に電子のやり取りをおこなうことで、活性酸素を除去できる期間が延びるといった特長があります。

より効果を上げるためには、ビタミンCの併用で相乗効果が得られるためおススメです。

リフェノール

活性酸素を除去する場所:「細胞の内外」で活性酸素を除去

ポリフェノールは水と油の両方に馴染みやすい性質があります。

そのため、ポリフェノールの種類によって、細胞の内外どちらでも活性酸素の除去に役立ってくれるのです。

水溶性部分が多いポリフェノールは体内に吸収される時間が早いため、すぐに活性酸素を除去してくれます。

一方、脂溶性部分が多いポリフェノールは、体内への吸収時間がかかるため、タイムラグをもって活性酸素を除去してくれます。

上記のように抗酸化物質にも様々な種類がありますので、これらを上手に摂取することがアンチエイジングに効果的といえます。

ちなみに食品からも摂取することができますので、サプリメントを活用する前に、普段の食事から意識してみるとより効果的ですし、健康的に若々しくいることができるはずです。

特に緑黄色野菜や果物、ナッツ類には抗酸化作用がある食品が多いですので、意識して摂取すると良いかと思います。

つむつむの今回のまとめ

つむつむつむつむ

どうだったかなぁ~


つむつむつむつむ

サプリメントを摂取するなら、ひとつの抗酸化物質だけじゃなくて、いろんな抗酸化物質を摂取できるものがおススメだよ~


つむつむつむつむ

やっぱり複数の抗酸化物質が含まれているサプリの方が、より効果的に活性酸素を除去するはたらきをしてくれるからね~


つむつむつむつむ

あっ!ちなみにそういったサプリメントを摂取するなら、タイミングは運動する前や運動直後が効果的だよ~
激しい運動をすると活性酸素が増えてしまうからね💦


つむつむつむつむ

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~