
目次
【くっついた】絵本の紹介
○絵本の名前
くっついた
○出版社
株式会社 こぐま社
○作者紹介
三浦 太郎
1968年愛知県生まれ。大阪芸術大学美術学科在学中に、日本グラフィック展入賞。
卒業後はフリーのイラストレーターとして活躍。
また、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に入選を重ね、それをきっかけに海外でも絵本を出版している。
(「BOOK」データベースより)
○対象年齢
0~2歳
ざっくり絵本の内容について
見開きのページに並んだ2匹の金魚さんが・・・
2羽のあひるさんが・・・
2頭のぞうさんが・・・
「くっついた!」そう!
ページをめくるとその2匹や2羽、2頭がくっつくんです
くちばしがくっついたり、2頭のお鼻がくっついたり・・・
シンプルにこの繰り返し
ページをめくるたびに「くっついた」その繰り返しのシンプルな絵本です。
絵本を購入した時の月齢
生後6ヵ月頃に購入しました。
知人から出産祝いでいただいた図書カードを活用させていただきました。
絵本を見たときの反応
個人的な「大人の」意見としては、ワンパターンすぎてすぐに飽きちゃうんじゃないかなぁ~
と思っていました。
しかしながら、良い意味でかなり裏切られました!
つむつむ(女の子)はもう、ページをめくる度に大喜び!
なんならめくる前からニヤニヤして「くっつくんだろ~」と言わんばかり!
反応が可愛いし、なにより読んでいてパパやママも疲れないのがまた良い!(笑)
1歳頃過ぎたころの絵本を見せたときの反応はどうか?
1歳を過ぎたころからは、次第に文章のある絵本も徐々に増えていったため、
この手の絵本は子どもながらに少しずつ飽きちゃうのかなぁ~
と思っていたのですが、そんなことはありませんでした!
購入時より自分でページをめくるのも上手になり、どんどん内容も分かるようになってきました。
ふと気が付くと一人で絵本をめくってはキャッキャッしてることもあります。
絵本の内容の最後は、
「おかあさんとわたしが」
「くっついた」
そして3ページ目には「おとうさんもくっついた」とあります。
読み聞かせしてあげていたときは、このページに合わせてママとパパでお顔をくっつけて喜ばせていました。
これが1歳半頃になると自分でほっぺたを指さして、
「ピタっ!」
なんて言ってきます!
これは、「ほらっ!最後のシーンだよ!ほっぺたくっつけて!」
といった意味で言ってると推測されます。
「こんなことまでできるようになったか~」
とまんざらでもない表情でほっぺをくっつけると、満足げな表情を浮かべてくれて、その表情にこちらも満たされます。
とってもあたたかい気持ちにさせてくれるステキな絵本です。
くっついた [ 三浦太郎 ]