
目次 離乳食ってなに?9~11カ月の赤ちゃんの成長について【離乳食の進め方】離乳食中期から後期へ!9~11ヶ月は歯ぐきでつぶせる硬さに!3食になったけど授乳はどのくらい必要なの??どのくらいの量をあげていいの??脳筋パパ …

離乳食後期の概要については、
「離乳食後期!9~11ヵ月頃の注意点は?管理栄養士ママが解説」
を先に確認してね~
目次
離乳食後期はバリエーションを楽しもう

管ママさ~ん
相談のってもらえませんか~?

もちろん大丈夫だよ~
どうしたの?

離乳食のことなんですけど、この前管ママさんから調味料をあまり使わない方が良いって言ってたじゃないですか~
あの話を聞いてから、茹でた食材を中心に離乳食をあげてたんですけど、うちの子なかなか食べてくれなくて・・・

心配ちゃんのところは、離乳食の後期にあたるよね?
もちろん薄味に越したことはないんだけど、まさか調味料まったく使ってないの?

えっ!?
あっ、はい・・・

心配ちゃ~ん!
相変わらず極端だよ~💦

えぇ~でも、味を濃くしたりすると赤ちゃんのからだに負担かかるって言ってたじゃないですか~

まぁ そうだね~
けど、ちょっとずつ調味料も使って大丈夫だよ!
それに離乳食のレパートリーも増えなくて大変なんじゃない?

そうなんですよ~
ほんとマンネリ化してます~
味の変化や素材の幅を広げよう
離乳食にも慣れてきた後期・・・
そこで出てくる悩みの一つがマンネリメニューだったりしませんか?
同じ食材だったり、いつもと同じメニューを作りがちだったり。
でも、それが悪いわけではないのですが、同じような味付けや食材では赤ちゃんも飽きてしまうのか、食べなくなってしまう事もあります。
折角いろんな食材を食べられるようになってきたんです。
旬の食材や、調味料も少し使っていろいろな料理としての味を赤ちゃんに体験してもらいましょう!
でも、そこで忘れてはいけないのは、調味料を使用しても基本的に薄味!
薄味です!
調味料を使いすぎないように、素材の味も生かしながら、料理を楽しみましょう。
もぐもぐ噛める固さをだしてみよう

あと、食材を切るときの大きさなんですけど、やっぱり毎回定規とかで大きさ測った方がよいですか~(;´Д`)

えっ!?
まさか毎回測ってるの!?

えぇ~っ!
だって、小さすぎて噛まずに飲み込んじゃうのも心配だし、大きすぎて喉詰まらせちゃったらどうしよう~って心配だし・・・

心配ちゃ~ん・・・
心配し過ぎだよ~
大きさは確かに大切だよ~
でも、それはあくまで目安!そこまで神経質にならなくて大丈夫だよ~
歯も徐々に生えてきて、少し固い食品も食べられるようになってきましたね。
この時期のスタートは、歯ぐきでつぶせるバナナくらいの固さが目安です。
実際に、後期に入ったからといって少し固さのあるものでもいいんだ!
と急にあげるのではなく、食形態は徐々に変化させていきましょう。
最初はバナナくらいの固さを目安に大きさは4㎜角程度で、徐々に5㎜、6㎜、7㎜と大きくしてみましょう。
大きくしても、固さはバナナを意識してくださいね。
あまり大きさが小さすぎたり、柔らかすぎても、噛んで食べる練習にならないので気を付けましょう。
また、大きさはあくまで目安ですので、もちろん厳密に1㎜ずつ大きくしていく必要はありません。
赤ちゃんの食べている様子を見て、大きさにも慣らしていきましょう。
手づかみ食べにも挑戦!

離乳食を食べてくれない理由として味付けってのもあるけど、
後期くらいになるとどんどんいろいろなものに興味を持ち始めているから、
「自分で食べたい!」って気持ちが強くなってきているのかもしれないね~

たしかに~
それはあるかもしれません・・・
最近だと、離乳食のお皿を自分の方に引っ張ったり、スプーンとかフォークを渡すと戻してくれなかったりしますね~

そうなんだね~
でも、そんなときは叱ったりしちゃダメだよ~
興味を持つことはとっても大切なことだし、成長の証だからね~

なるほど~
でも、スプーンとかフォークでは遊ぶのは食事中は良くないし、少し危ないなぁ~って心配なんですよ~💦

そうだよね~
それなら、手づかみ食べできるようにしてあげると良いかもね~
この時期は食べることに興味がだいぶ出てきている時期ですよね。
ごはんをあげている時にスプーンや皿に手を伸ばしてきたり、パパママが食べているものを欲しそうに見ていたり。ごはんに手を伸ばすことは決して悪いことではないんです。
むしろ、成長している証!
そんな時は、怒らず手づかみ食べに挑戦させてあげましょう。
テーブルが汚れるから、片付けが面倒だから・・・
でもそれでは、せっかくの成長のタイミングを逃してしまいます。
それはもったいないですよね!
最初は野菜を持ちやすいスティックにしたり、薄くスライスして手づかみさせてみたり、普段食べている食材に触れされてあげましょう。
あまり好んで食べなかった食材も、手づかみ食べをさせることで、食べてくれる場合もあります。
食への興味を持たせることで、これからの食事にも興味を持ってくれるかもしれませんよ。
味付けに注意!大人の半分量の塩分で!

最初の話にもあったんですけど、調味料とかの味付けって具体的にどのくらいまでなら大丈夫なんですか~?

まぁ~ ざっと・・・
大人の半分くらいで大丈夫だよ!

う~ん・・・
ざっくりですね~

心配ちゃん!毎回、半分量を測らなくて良いんだからね!
そこまで神経尖らせてると、離乳食作るのも疲れちゃうでしょ?
離乳食を作ることを楽しめるのが一番の理想だと思うよ!
調味料は少量で料理の幅を広げる程度に
中期では醤油、味噌、砂糖くらいしか使用していませんが、後期に入ればさらに調味料が使用できるようになります。
油も少量ならOKですが、焼いたり、炒めたりなど調理にしようする程度にしましょう。
オリーブオイルや、ごま油、米油などがおすすめです。
食塩も使用していいですが、塩は入れた分だけ塩分として摂取してしまうので、基本的にはおすすめしません。
また、カレー粉やソースなど刺激の強い調味料や料理酒やみりんはこの時期はまだ使用しないようにしましょう。
調味料を使用できると、料理の幅もさらに広がりますよね。
でも、味付けは大人の半分程度を目安にしてみましょう。
濃い味は赤ちゃんの食も進みますが、それ以上にからだに負担をかけてしまいます。
大人のメニューから取り分けるときは、薄味の時点でとりわけてあげましょう。
市販の食材は添加物と塩分に注意

あっ!
でも、離乳食後期だと食べれるものも増えてくるから、市販の加工食品は神経尖らせた方が良いね!

そうなんですか~(;´Д`)
便利だし使いやすいかなぁ~ なんて思ってたんですが・・・

もちろん、全部使っちゃダメとかそんなんじゃなくてしっかり選んで使ってね!
ってこと!!
食べられる食材が増えて、大人もよく食べる加工食品ってもうあげていいのかな?
固さもこのくらいなら大丈夫そう!
・・・そう思ってもあげる前に要チェックです!
加工食品にはソーセージやハムなどの肉加工品、かまぼこやツナ缶などの魚加工品など様々あります。
そして大切なポイントは、それらに何を添加して加工されているのかです。
余計な添加物は入っていないか、油分が多すぎないか、塩分が多すぎないか・・・
まだ成長途中の赤ちゃんの臓器はとってもデリケート!
過剰な脂質や塩分はからだに負担をかけてしまいます。
また、安全と言われている添加物でも赤ちゃんのからだは負担がかかるものもあるかもしれません・・・
加工品はまだこの時期にはあげないようにしましょう。
でも、ツナ缶やしらす干しなど離乳食に向いている食品もあります。
それらを選ぶときには、水煮で塩分が入っていないものだったり、塩分を抜くためにしっかりと塩抜きをしてから使用しましょう。
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加工食品に含まれるリスクについては、
「「リン酸塩ってなに?身近な食品に潜むヤバいやつ! 」
を確認してみてね!
ちゃんと噛んでる?丸のみ注意!

離乳食もいよいよ後期だし、いろんな悩みが出てくるね~
けど、心配ちゃん!大切なことを忘れないでね!

はいっ!
どんなことですか?

赤ちゃんはしっかり心配ちゃんのことを見ているよ!
だから、そんなに不安そうな表情でいると、赤ちゃんも不安な気持ちになっちゃうからね!

・・・そうですよね
いつも余裕がなかったかもしれませんね・・・

私も初めての育児でもちろん余裕なんかないし、不安なことだらけだよ~
でも、やっぱり赤ちゃんと一緒にいるときは楽しまなくちゃね!
ごはんのときも、食べてる表情をしっかり見ていると赤ちゃんがどうして欲しいのかなんとなくわかる気がするしね~

だから細かい食材のサイズとか固さとかを教科書通りにするよりは、赤ちゃんとしっかりコミュニケーションをとって判断できると良いね~
丸のみしてない?!大切なのは赤ちゃんとのコミュニケーション
よく食べる子、食べている子などその子によって食べる量や食べ方は異なります。
でも、注意していただきたいのが、よく噛まずに丸のみしていないかどうかです。
成長に合わせて食形態を変えていきますが、月齢に合わせて進めても個人差でその子にあっていない場合もでてくることもあります。
今はこの月齢だからこの大きさに切ってれいば大丈夫!
・・・それも目安として必要かもしれませんが、それが一番大切なのではありません。
細かい大きさなどに注意するのではなく、大切なのは赤ちゃんがどのように食べているかということです。
赤ちゃんの顔を見て、食べ方を見て、しっかり食べる練習ができているか、パパママが見てあげましょう。
そして、食べた後にちゃんと褒めてあげることもコミュニケーションの一つです。
赤ちゃんは食べる環境によっても食欲がコロコロ変わってしまいます。
テレビはついていませんか?
おもちゃや遊びに夢中になりそうなものが視界に入っていませんか?
パパママは笑顔で離乳食をあげていますか?
パパママと赤ちゃんが楽しく食事ができる様に食事の際の環境も意識してみてくださいね。
脳筋パパの今回のまとめ

どうだったかなぁ~

今回は、ママが話をまとめちゃったから、パパからのコメントはほぼないよ(;’∀’)
結論としては、やっぱり一番に赤ちゃんとのコミュニケーションが大切!

これだけは忘れずに覚えておいてね~

最後までお話に付き合ってくれてありがとう!またね~!