
目次
離乳食中期は組み合わせて

離乳食の中期頃って大体7,8ヶ月頃の食事だよね?
具体的にどんなものを食べさせてあげてよいの?

そうだね~
初期ではつぶしがゆをメインのエネルギー源にしてきたけど、徐々にパンとかうどんとかをチャレンジして良いよ~

そうなんだ~
ちょうどさっき買ったこのクロワッサンとかチョココロネとか良い感じだね♪

・・・ツッコミ待ち?

えっ・・・
ごはん以外のエネルギー源もOK
初期はエネルギー源になるメインがごはんでしたが、ごはん以外にも小麦粉を使用した食品も取り入れてみましょう。
食パンや市販のベビーそうめん(塩分が入っていないそうめん)など、5ヶ月からOKという表記がされていますが、小麦粉は離乳食が慣れて2回食になった頃のスタートで大丈夫です。
パンは食パンやフランスパンなど、シンプルなパンで、固い耳は残しましょう。
塩分や糖質、脂質が多く使用されている菓子パン類は、この時期は与えないようにしましょう。
そうめんやうどんは、市販のものには塩分が入っているので、使用する際にはしっかり茹でた後、よく水にさらして塩分を抜いてから使用しましょう。
塩抜きが必要ない、塩分を使用していないうどんや、離乳食用のベビーそうめん・うどんなどもあるので、上手に活用すると手間も省けますよ。

ということで、もちろんクロワッサンとかチョココロネはNGです!
塩分や糖質、脂質たっぷりですよね(;´Д`)
大人と同じものを食べさせるのはもうちょっと先になりますよ~
たんぱく質はお肉も食べられる!いろんな種類のたんぱく質を摂ろう

エネルギー源もそうだけど、徐々にたんぱく質も意識していこうね!

たんぱく質っていったら筋肉だね!
うちの子はそんなに筋肉ムキムキにはしなくてよいよ(;´・ω・)

大丈夫!成長に必要なもので、ママ友ちゃんがイメージしているようなムキムキになるためのプロテインを飲もうってんじゃないから!

そうなの~
でもたんぱく質ってなにから摂れば良いの?
なんとなくお肉位しか思いつかないんだけど・・・
離乳食中期に入ってようやくお肉をあげることができますよ~
でも、脂肪の多いお肉ではなく、少ないささみや鶏むね肉から始めましょう。
また、ひき肉も便利で使用したくなりますが、脂質が多いので、あげる量に注意しましょう。
加工肉のベーコンやソーセージなどは、塩分や脂質が多いので離乳食にはあまり向かず、この時期には避けましょう。
たんぱく質が摂れる食材として納豆や高野豆腐、全卵、チーズ(脂質の少ないカッテージチーズはOK)や、まぐろなどの赤身魚も食べられるようになります。
全卵は、卵の黄身と白身を分けずに一緒に混ぜたものであり、薄焼き卵のようにして少量ずつあげるようにしましょう。
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ビタミン・ミネラルは野菜と果物から

あと、うちの子あんまり野菜好きじゃないみたいであんまり食べないんだよね~

そうなんだ~
野菜はビタミンやミネラルの摂取の為にもとても大切だからね~
極力食べるようにしてほしいね!

でも、無理はしないようにね!もしかしたら、アレルギーで機嫌が悪いなんてこともあるからね!

そっかぁ~(;´Д`)
うちの子お肉は好きなんだけどね~

おぉ!
それなら単純だけどお肉と組み合わせて離乳食作ってあげて徐々に食べれるようにしてもよいかもね~
ビタミン・ミネラルは赤ちゃんの成長にとって必要な栄養です。
野菜や果物は初期から食べることができるものが多いですが、たんぱく質の含まれる主菜となるおかずと組み合わせて、副菜として野菜を含むおかずや、果物などから摂り入れてみましょう。
また、苦みやくせが強くてなかなか食べてくれない・・・
そんな時は、無理に食べさせようとしなくても大丈夫!
ですが、食べないのがただ嫌がっているのか、アレルギーなどによって機嫌が悪いのか判断する必要があります。
野菜にはあまりアレルギー源になる食品は少ないですが、果物などはアレルギーのリスクが高いものもあります。
心配な場合は、果物も加熱してから、あげるようにしてみましょう。
また、食べづらい葉物野菜はとろみをつけて食べやすくしたり、他の野菜と組み合わせてあげてみるのもいいですよ。
調味料が少し使えます・・・でも基本は素材の味で

あっ! あとは味付けには注意ね!

えっ! そうなの?
味付けってどうしたらよいの?
必要ないの??

なるべく食材本来の味を感じてもらえるように調理できると良いね~

そうかもしれないけどさ~
それだとなかなか食べてくれないよね💦

まぁ、そんなときはだしを上手に活用してみないとね!
素材の味とだしをうまく活用しよう!
初期・中期はまだまだ、赤ちゃんの味覚を形成している途中です。
そんな時期は、様々な食材の素材、本来の味を感じて覚えてもらうことが大切です。
塩分が多い味付けは、未発達な臓器をもつ赤ちゃんに負担をかけてしまいます。
まだこの時期には基本的には味付けはしなくても大丈夫です。
素材の味だけでは食べてくれない場合ももちろんあると思います。
そんな時は、素材からとっただしを上手に活用してみましょう。
だしにも素材のもつ塩分はありますが、市販のだしよりは塩分が低く、離乳食に使用しやすいので、最初は食材からだしをとって使用してみましょう。
また、ベビー用のだしなども市販で売られていますので、忙しい方にはそちらも上手に活用してみましょう。
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調味料は最終兵器に
離乳食中期には、調味料を少しずつ使用することができます。
ですが醤油、砂糖、味噌を少量程度から!
また、基本的には素材の味やだしを活用して調理をし、調味料はそれでも赤ちゃんの食が進まない・・・
そんな時などに使用してみると、味に変化がでて、食べてくれることもあります。
調味料を使用してしまうと、味付けがどのくらいか分からない・・・
薄味ってどの程度までいいの?
など調味料を使用するのが逆に大変と感じる人は、素材とだしの活用で作ってあげましょう。
無理に調味料を使用する必要は、離乳食中期ではありません。
使用する場合は少量から、始めましょう。
食べる量は気にしないで・・・ 大切なのは赤ちゃんの成長

まぁ、とはいえ離乳食中期頃はまだまだ食べることの練習の時期であって、メインの栄養は母乳やミルクだからね!

そうだけど、離乳食食べてくれないとなんか不安だよね~

でもさ~ 自分自身のお腹の減り具合なんて他の人はわからないことだよね!
いくら親でも赤ちゃんのお腹の減り具合なんて実際のところわからないよね?

まぁ、そうだね・・・

お腹いっぱいのときに無理やり食べさせられたら大人だって機嫌悪くなるよね?
もしかしたら、赤ちゃんも母乳やミルクで十分にお腹が満たされているのかもしれないしね!

たしかに・・・・

だから何を言いたいのかというと、親の「これを食べさせなきゃ」って考えは捨てて、赤ちゃんの様子をしっかり見てその子に合わせた食事をすることがとても大切ってこと!
まだ栄養の主役は授乳です
離乳食を進めていく上で、悩みの一つに、食べるのを嫌がってしまう・・・
中々思うように食べてくれない・・・
なんてことがあるのではないでしょうか。
ですが、今食べなくても、焦る必要はありません。
まだ、食べるための練習期間!
栄養のメインは授乳です。
成長するにつれて、赤ちゃんは授乳中心の栄養から食事中心の栄養に切り替わります。
この時期は、食べる量よりも、赤ちゃんが元気に成長しているかどうかが大切です。
まだまだ食べる練習をする時期、食べる量は意識しなくても大丈夫!
赤ちゃんの成長に合わせた食形態で様々な食品を食べさせてあげましょう。
また、パパママの練習になるように、今のうちから、主食・主菜・副菜を組みあわせて、栄養バランスを意識したメニューの練習をしてみましょう。
脳筋パパの今回のまとめ

どうだったかなぁ~

離乳食中期にもなると、どんどん食べるものも増えてきて一緒に食べててもとっても楽しいよね!
でも、食べてくれるからといって同じ物ばかりあげても、栄養バランスが偏って悪くなってしまうから注意してね!

バランスよく!そしてなにより「食事は楽しい!」このことを教えてあげることがとっても大切だと思うよ!
そのためにも、離乳食をあげることに精一杯にならずに赤ちゃんと一緒の食卓を囲むように努力しないといけないよね!

毎回、完璧主義にならずにたまには手を抜きつつ、赤ちゃんと一緒にパパママも食事を楽しんでね!

最後までお話に付き合ってくれてありがとう!またね~!