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離乳食ってなに?
離乳食とは、簡単に言うと赤ちゃんの食べる練習をするための食事です。
生まれてから5、6ヶ月頃から始めることができますが、もちろん個人差はあります。
赤ちゃんの成長に合わせた食形態にし、様々な食べ物に慣らしていきます。
もちろん最初は赤ちゃんも上手にはできないことが多いと思います。
でも、焦る必要はありません。離乳食は、ママやパパの練習でもある期間です!
赤ちゃんと一緒に、食事をすることを楽しめるように、マイペースにいきましょう。
1歳~1歳半の赤ちゃんの成長について

1歳過ぎると急に出来ることが増えるようにも感じるよね~🎶
1歳になった赤ちゃんは、心身ともに成長が見られて、毎日の成長に驚かされますよね。
できなかったことがいつの間にかできるようになっていたり、苦手な食べ物が気付かないうちに食べれるようになっていたり。
少しづつおしゃべりもできてきて、歯も、上下4本以上生えそろってくる頃です。
臓器も発達して、新生児の頃には50mlしかなかった胃の容量も、1歳児では6倍にも成長すると言われています。
見た目だけではなく、もちろん中身も成長発達しているのです。
【離乳食の進め方】いよいよ離乳食も完了期へ!

1歳過ぎると急に出来ることが増えるようにも感じるよね~🎶

いやいや!まだまだ細かい気遣いをしてあげるのがベストだよ!
とはいえ、ポイントは「味の濃さ」かなぁ~

ほほぉ~ それなら今までと同じ感じで薄味にしてあげればOK?

まぁざっくりそんな感じだね~
個人的に思うところとしては、この時期になると色々なものを「食べても大丈夫」になるけど、「食べることが楽しい」にもっと気づかせてあげると良いんじゃないかな~

なんかより難しそう・・・
離乳食もいよいよこの頃になると離乳食もクライマックス!
長かったでしょうか、あっという間だったでしょうか?
でも決してまだ終わってはいないんです。
大人と同じようなごはんを食べていても、味付けは大きく違います。
そんな完了期へのステップアップの見極めポイントはこちら!
- 手づかみ食べが上手になって、スプーンなどにも興味を持ち始める
- 食べ物を前歯でかじり取っている
- 唇を左右上下に動かして食べている
- 上手に立っちができるようになってきた (運動発育が進んできた)
離乳食とは私たち大人の食べる食事を食べるように練習する期間です。
歯も生えて、ある程度の固さも食べることができる様になってきましたが、まだ食べ始めてから1年も経っていませんよね。
大人と同じ料理に一気に進めるのではなく、徐々に進めていくことが、大切です。
3回食にも慣れてきた頃、この時期は食事のリズムを大切にしながら、生活リズムも整えていきましょう。
手づかみ食べができるメニューも増やしてあげることで、自分で食べる楽しみや、一口の量を自分で感じて学ぶことができるようになります。
また、スプーンやフォークもどんどん練習していきましょう。
上手に使えないのは当たり前!
それでも、食事の時にスプーンやフォークを触っていると、ママパパを見てまねしてやってみようとチャレンジする。それが大切なんです。
1歳~1歳半は歯ぐきでかみつぶせる固さに!

1歳過ぎるとけっこう歯も生え始めているよね?
噛まれるとめっちゃ痛いよね~

そうだね~
まだまだいろんなもの口に入れちゃうし、口元に近づけると噛んじゃうよね~

あれ位ものを噛めるなら、大人と同じくらいのものでもいけるんじゃないの?

あぁ~ たしかにそう思うよね~
けど、赤ちゃんがごはん食べるときって、実は歯ぐきが中心なんだよ~

えぇ~ そうなの!?
1歳を過ぎると、しっかり歯ぐきで食べ物を噛み潰せるようになってきます。
もちろん歯も生えてきますが、歯をメインに噛んで食べているわけではありません。
ですので、歯が早めに生えてきたからと言って、すぐに固いものをあげていいわけではないんです。
ですが、歯ぐきでかみつぶせる固さって実際どのくらいなのでしょう?
赤ちゃんの歯ぐきは意外と強く、指などを噛まれた時とても痛い!
そんな経験あるのではないでしょうか。
目安の固さは肉団子くらいのイメージです。
それ以上固いものを噛めたとしても、消化できるものなのかが大事になってきますので、最初は肉団子くらいを目安にして、徐々に赤ちゃんの成長に合わせて、固さを変えていきましょう。
1歳になったのにまだ離乳食を続けるの?

そう!ちょうどそれを聞きたかったのよ!
1歳になったらもう離乳食は終了、そんなイメージないでしょうか?
確かに、固さもほぼ大人と同じくらい食べることができているかもしれません。
ですが、まだ赤ちゃんは大人と同じように臓器が発達しているわけではなく、まだまだ未熟な内臓ばかり・・・
そんな完了期で気を付けなければいけないことは、味付けです。
調味料も様々なものを使用できるようになってきました。
ですが、まだ未熟な消化機能でしかない赤ちゃんには塩分や脂質の多い食事は、内臓に負担がかかってしまします。
ですので、味付けは大人の半分!
作ったご飯の半分量の塩分量を目安に味付けをしましょう。
みそ汁などの汁物なら、食べる量の半分量をよそって、半分をお湯で薄めるとい簡単です。
ただここで気を付けることは、赤ちゃんが食べる量をよそって、お湯で薄めてそれをすべて飲んでしまうことです。
気づいているでしょうか?
もともと塩分量が濃い汁にお湯を足して薄めてとしても、すべて飲んでしまえば塩分濃度は変わっていないんです。
ですので、食べる量の半分量をよそって薄めるようにしましょう。
どのくらいの量をあげていいの??
厚生労働省で公表している「授乳・離乳の支援ガイド」では、目安として以下のように示しています。
食品 | 目安量 | |
---|---|---|
1回あたり の目安量 | Ⅰ.穀類 | 軟米80g~ごはん80g |
Ⅱ.野菜・果物 | 40~50g | |
Ⅲ.魚 | 15~20g | |
又は肉 | 15~20g | |
50~55g | ||
又は卵 | 全卵1/2~2/3個 | |
又は乳製品 | 100g |
あくまで目安量なので、参考程度に活用しましょう。
脳筋パパの今回のまとめ

どうだったかなぁ~

離乳食って正直手間ではあるよね~
大人と同じメニューが食べられれば、準備の負担もだいぶ減るんだけどね。
けど、そう簡単にはいかないよね。

うちではママがごはんを準備してくれるんだけど、最後の仕上げ以外は、ほぼつむつむと同じメニューでママは作っているよ!
そうすることによって、調理の負担も減るからね~

取り分けメニューを考えることは重要だよ!
その辺はママが詳しいから、今度ゆっくり説明していくね~

最後までお話に付き合ってくれてありがとう!またね~!