
目次
離乳食ってなに?
離乳食とは、簡単に言うと赤ちゃんの食べる練習をするための食事です。
生まれてから5、6ヶ月頃から始めることができますが、もちろん個人差はあります。
赤ちゃんの成長に合わせた食形態にし、様々な食べ物に慣らしていきます。
もちろん最初は赤ちゃんも上手にはできないことが多いと思います。
でも、焦る必要はありません。離乳食は、ママやパパの練習でもある期間です!
赤ちゃんと一緒に、食事をすることを楽しめるように、マイペースにいきましょう。
9~11カ月の赤ちゃんの成長について

たのも~~~っ!!!

えぇ~!?急にどうしたの?ママ友ちゃん???

今回は離乳食後期です!!!

・・・? はい??

・・・ だからっ!
離乳食の後期についての注意点を教えてよ!!

(えぇぇ~ 急に押しかけてきてそれ~・・・)
りょ、りょうか~い!
9~11ヶ月頃になると、食べることにもだいぶ慣れてきて、食べ物にも興味をもっている時期です。
食べ方もどんどん成長してきて、中期では上下にしか動かせなかった舌とあごが左右に動かせるようになります。
それによって、舌を使って歯ぐきの上に食べ物をのせることができるようになるのです。
また、食べ物に興味をもって手を伸ばしたり、スプーンやフォークを持とうとする場合もあります。
これは決して悪いことではなく、成長の証なので、ママパパは怒らずに見守ってあげましょう。
【離乳食の進め方】離乳食中期から後期へ!

この頃になるといよいよ離乳食も後半に突入です。
後期へのステップアップの見極めポイントはこちら!
- おすわりが上手にできるようになった
- ある程度の硬さのものを、歯ぐきで噛もうとする
- 食べ物をすぐに飲み込むのではなく、時々左右に口が動く
- 食べ物をじっと見たり、手を伸ばしたりする
離乳食も2回食から3回食に増やしていきましょう。
できるだけ、食事の時間は安定させてあげると、赤ちゃんも慣れやすくなります。
3回食になるといよいよ、大人と同じ食事回数になりますね。
つまり、一緒に食べるということも大切になってきます。
もちろん、何かしらの都合で毎食一緒に食べるということは難しいかもしれません。
ですが、一緒に食べる食事の楽しみを、ぜひ赤ちゃんにも伝えてあげて欲しいのです。
まだ、しゃべらないし・・・
離乳食を作るので、自分のごはんは手が回らない・・・
そうかもしれませんが、赤ちゃんはしっかり見てママやパパの様子を感じとっていますよ。
赤ちゃんは特にママの感情に敏感です。
食事中、ママはどんなお顔をしているでしょうか?
自分では無意識でも、育児の疲れというものは楽しんでいても苦労していても同じように溜まっていると思います。
そんな時、少し肩の力をぬいてみませんか?
3食の中の1食でもいいので、赤ちゃんと一緒に自分のごはんをしっかり準備して、一緒にごはんを食べてみましょう。
美味しくできたかな? なんて話しかけてみたり、そんな時間が自然に赤ちゃんとママを笑顔にしてくれますよ。
9~11ヶ月は歯ぐきでつぶせる硬さに!

最近だとママ友ちゃんのとこも歯が生え始めたり、噛みついたりってのも増えてきたんじゃない?

そう!そうなのよ!
もう噛まれまくっておっぱい痛いっつーの! って感じよ~

そうだよね~ 痛いよね~
だからママ友ちゃんもわかってるとは思うけど、結構噛む強さが強くなってきてるんだよ!
赤ちゃんは離乳食後期になると、歯ぐきでも噛む力が強くなってきてるからね!
食べるものも中期より増えるし、少しずつ食材のサイズも大きくしていって大丈夫だよ~
上記で説明した通り、舌を動かして歯ぐきに食べ物をのせることができるので、歯ぐきでつぶせる硬さが後期では重要になります。
赤ちゃんの歯ぐきって意外としっかりしていて、噛まれると結構痛いですよね。
その通りに、少し硬さのある物も食べることができるようになってきます。
目安の硬さは、果物のバナナ位の硬さです。
硬さを確かめたい時は、スプーンなどの上から指でつぶしてみてください。
つぶれれば、赤ちゃんの歯ぐきでもつぶせる程度の硬さになっています。
食材の大きさは、最初は4㎜角、慣れたら5㎜角ぐらいを意識してみましょう。
3食になったけど授乳はどのくらい必要なの??

それでさ~ さっきも言ったけどおっぱいあげるときとか、結構噛まれて痛いんだよね(-_-;)
離乳食も慣れてきたし、実際のところ授乳の回数とかも減らしてOKなの???
基本的には離乳食の後に母乳やミルクをあげるようにしましょう。
離乳食にすることで、今までより水分の摂取量が減ってしまい、便秘になる赤ちゃんも多いです。
水分補給もかねて、授乳は必要に応じてあげてかまいません。
また、それ以外の時間でも、基本的には欲しがるままにあげても大丈夫ですが、ミルクの場合は食事の後以外では、2回を目安にあげるといいでしょう。
例えば午前と午後に1回ずつなどです。
どのくらいの量をあげていいの??
厚生労働省で公表している「授乳・離乳の支援ガイド」では、目安として以下のように示しています。
食品 | 目安量 | |
---|---|---|
1回あたり の目安量 | Ⅰ.穀類 | 全がゆ 90g~軟米80g |
Ⅱ.野菜・果物 | 30~40g | |
Ⅲ.魚 | 15g | |
又は肉 | 15g | |
45g | ||
又は卵 | 全卵1/2個 | |
又は乳製品 | 80g |
あくまで目安量なので、参考程度に活用しましょう。
また、離乳食後期では手づかみ食べも始めさせて良い時期です。
硬さは、赤ちゃんの発達にあわせてあげて、大きさを赤ちゃんが手で持てる大きさにしてあげましょう。
スティック状にするのが持ちやすくて良いですが、あまり厚くなり過ぎないように注意しましょう。
また、赤ちゃんは口に入りきるサイズなら、一口で押しこんで食べちゃうこともあります。
手づかみ食べをさせる時は、ママパパがしっかり見守ってあげましょう。
また、薄い円形にしてしっかりかじらせるような切り方もおすすめです。
脳筋パパの今回のまとめ

どうだったかなぁ~

相変わらずでママにとっては慣れっこだけど、今日もママ友ちゃんは急に押しかけてきて質問の嵐だったよ~

離乳食後期になると食べることが好きな子と嫌いな子でも対応が大きく変わってくるよね~
急にいつもは食べているのに嫌がって食べなくなるなんてことも赤ちゃんの気分によってはあるよね~

なんで食べないんだろうな~ って悩んだり無理やり食べさせようとしても逆効果になってしまうことも多いと思うから悩ましいよね・・・
一応、脳筋パパはつむつむが食べてくれないときは、脳筋パパ自身が食べる姿を見せてあげることで、真似っこさせたり「つむつむのごはんなのに~!」って気持ちにさせて食べさせているよ!
もし、参考になれば試してみてね~

最後までお話に付き合ってくれてありがとう!またね~!
目次 離乳食後期はバリエーションを楽しもう味の変化や素材の幅を広げようもぐもぐ噛める固さをだしてみよう手づかみ食べにも挑戦!味付けに注意!大人の半分量の塩分で!調味料は少量で料理の幅を広げる程度に市販の食材は添加物と塩分 …

もっと細かい内容は、
「離乳食後期の味付けは大人と同じで良いの?具体的な注意点を管理栄養士ママが解説!」
を参考にしてみてね~