
目次
ストレスって何者?!

ただいま~
あ~ 今日疲れた~!
ママ! 今日は、あのお酒開けちゃお~!

お帰り~
・・・って帰って一言目がお酒って

だって今日会社でさ・・・・!
も~ ストレス溜まっちゃってね~
飲むしかないよ~

ストレス感じてお酒飲みたくなる気持ちも分かるけど、それだけだとからだがちゃんと回復しないよ~
ストレスとは体が起こす防衛反応

ていうかさ~
そもそもストレスってなんなの?
というかこのモヤモヤがストレスなんじゃないの?
ストレスが溜まってる~
と多くの人は疲れが溜まったのと同じように、よく使われる言葉ですが、ストレスって実はどんなものなのかご存じでしょうか?
ストレスとは、外から受ける刺激からからだが守ろうとする、体内で起こる一連の反応のことを言います。
刺激ってどんなものがあるの?
- 暑い、寒いといった物理的な刺激
- 細菌やウイルスなどといった生物学的な刺激
- 身体的疲労や外傷、出血などといった身体的な刺激
- 悲しい、苦しいなどといった精神的な刺激
ストレスを受けたからだはどんな状態になっているの?

精神的な刺激を受けたストレスはお酒で回復するしかないね~!

大事な話はここからなんだけどパパ・・・
ストレスを感じてるときって私たちが思っている以上にいろんなことが起きているんだよ!
・・・ってもう飲んでるし!

かんぱ~い!
うぃ~!
エネルギー需要の増加
からだが外から受ける刺激によりできるストレスと戦おうとするため、代謝が亢進(こうしん)します。
そうすると普段よりエネルギーを消費し、必要なエネルギー量も増えてくるのです。
たんぱく質の分解が亢進
ストレスによるエネルギー不足なからだは、たんぱく質をエネルギーにしようとします。
そのため、たんぱく質の分解が進んでしまうのです。
ビタミンCの低下
ストレスを感じた時に放出されるホルモン(エネルギーを作るはたらきがある)があり、それは生成時にビタミンCを必要とするためビタミンCが低下してしまいます。
ビタミンE・カロテン・ビタミンCの必要量の増加
ストレスを感じることでからだは酸化、つまり老化してしまいます。
ですが、それを防ごうとするはたらきも起こっているのです。
その時に使用されるのがビタミンE・カロテン・ビタミンC!
必要量が増える分、意識した摂取が必要です。
排便・排尿の抑制
生きていく上で欠かせないはたらきなのですが、ストレスがかかることでその作用が後回しにされてしまいます。
消化器の機能抑制か
からだがエネルギーを作ることに一生懸命になり、消化器の機能が後回しにされてしまい、消化液の分泌が低下してしまいます。
ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシンの必要量の増加
からだがエネルギーを生成する上で、ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシンがそのはたらきの繋ぎの役割をしています。
その分、普段よりエネルギーが必要なストレスを感じているときは、これらのビタミンの摂取が必要です。
美味しく食べてストレス解消!

ストレスを感じてるパパのからだに必要なのはお酒じゃなくて、こ~っち!

あぁ~
今日一番の楽しみが・・・

お酒を飲むことは、ママのご飯を食べることより大事なことなの?
へえ~ ・・・

今日のご飯は格別においしいね~!
いや~さすがママ!
ストレスを感じるときにはこんな食材がおすすめ!
ストレスを感じると、私たちのからだには多くの変化が起こります。
それは、私たちのからだを守るためにからだが自然に起こす変化です。
でも、その分からだのために、私たちが意識的にそのはたらきに必要な栄養素を補ってあげましょう。
〇ビタミンB1を多く含む食品
:豚肉、玄米、大豆 など
〇ビタミンB2を多く含む食品
:レバー、卵黄、うなぎ、牛乳、ヨーグルト など
〇ナイアシンを多く含む食品
:たらこ、かつお、まぐろ、豚レバー など
〇ビタミンCを多く含む食品
:果物類(アセロラ、キウイ、イチゴ、オレンジなど)、野菜類、じゃがいも など
〇ビタミンEを多く含む食品
:アーモンド、落花生、かぼちゃ、アボガド など
〇カロテンを多く含む食品
:緑黄色野菜(特に人参、かぼちゃ)
つむつむの今回のまとめ

どうだったかなぁ~

ストレスは万病のもとだからね~
無いに越したことはないんだけど、気が付かないうちにもストレスに晒されていることはあるから、怖いよね💦

ママが話していたように、ストレスに対抗するためにからだはいろんな栄養素を総動員して、ストレスと戦っているよ~

だからこそ、そこで使われた栄養素を補うためにもしっかりとした食事が大切なんだよね!
改めて食事の大切さやその意味を考えてもらえると嬉しいな~

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~