ママ友ちゃんママ友ちゃん

管ママちゃ~ん!
お疲れさまでした~!


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

おつかれさま~?
んん~?
なんのこと???


ママ友ちゃんママ友ちゃん

うちの子も離乳食始めてからやっと1年経ったわけだし、そろそろ離乳食やめてOKでしょ?
これからは大人と同じメニューでも問題ないよね?


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

いやいや! 問題ありだよ~
たしかに徐々に大人と同じメニューあげても良いけど、やっぱり少しずつ慣らしてあげなきゃ💦


ママ友ちゃんママ友ちゃん

えぇ~
離乳食まだ終わらないの~??


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

そうだね~
けど、これからは“離乳食”ではなく、“幼児食”にしていかなきゃね~

幼児食って何?離乳食が完了したら、大人と同じご飯じゃダメなの?

ママ友ちゃんママ友ちゃん

なになに~?
今度は幼児食
離乳食とはなにが違うの~?


食べる練習、離乳食を始めてようやく1年・・・ やっと離乳食が終了!

さあ、ママパパと一緒のご飯を食べよ~・・・
ではないんです!

長いような、短いような、そんな離乳食が終わると、次に待っているのは幼児食

もう大人と同じような固さや大きさも食べられるようになってきたのになんで?
なんて思う方もいるかもしれませんが、大人の食事と幼児食は全然違います。

なぜなら、生まれて1年半しか経っていないのに、大人と同じように臓器が発達しているわけがないですよね?

もちろん、幼児期の成長スピードはとても速いものではありますが、それ以上に、現代の大人の食事が高カロリー・高脂質・高塩分なものも多くあふれていて、しっかり判断して選ぶ必要があります。

幼児食が何のために必要なのか、しっかり学んで、成長に合わせた食事を提供してあげましょう。


幼児食は発育発達にとっても重要

ママ友ちゃんママ友ちゃん

まぁ、たしかに大人と同じような脂っこいものとかは、まだ早い気はするよね~
けどさ、けっこう歯も生えてきてるし、よく食べ物は噛みちぎれるようにはなってきてるよね?
それでも、食べ物の固さとかも意識しなきゃならないの??


管理栄養士ママ管理栄養士ママ

そうだね~
やっぱり、歯は生えてきてるとは言っても、まだまだ歯で食べ物をかみ砕いたりする力は無いからね(-_-;)
なんだかんだでまだ歯ぐきで押しつぶしながら食べているんだよ~
あと、この時期にしっかり噛む練習をさせてあげないと、食べ物を丸呑みする癖とかもついちゃうからね~


ママ友ちゃんママ友ちゃん

あっ!たしかに!
うちの子もちゃんと噛んでいるときと、口に入れたらすぐに飲み込んじゃうものとかもけっこうあるかも・・・

幼児食は”噛む力”を育てる!

1歳半、2歳と成長するにつれて、どんどん歯も生えてきます。

ですが、まだ噛みちぎることができても、歯でかみ砕くことはできません

ですので、大人と同じ固さでは上手に食べることができないのです。

上手に食べることができないということは、この時期に学ぶべきよく噛んで食べることや、噛む力が育ちませんよね

また、子どもに合わない固さで食べさていると、丸のみしてしまう癖がついてしまうことも・・・

せっかく頑張って食べている我が子に、ママパパからのサポートができていないなんてもったいない!

歯で噛みちぎることのできる大きさでも、歯ぐきで押しつぶしやすい固さが目安です。

幼児食は食への”興味”を育てる!

多くの食材を食べることができるようになっているこの時期に起こってくる問題の一つが・・・・
そう! 好き嫌いですよね。

今までは食べてくれていたのに、何で~!?
なんて困ったママパパも多いのではないでしょうか。

成長するにつれて自我が育ち、自分の好きなものや嫌いなものも出てきます。

それも成長の一つ!
と喜ばしいことではありますが、だからと言って何もしないのは、
我が子の成長と食事を作るママやパパのストレスに影響を与えてしまいます

そこで大切なのは、大人と同じ食事ではなく、子どもの成長に合わせた食事です。

好奇心が強くなってくる時期で、手でいろんなものを触ってみたいという好奇心でいっぱい!

そんな子どもに合わせて、手づかみ食べをしやすいメニューにしてみたり、嫌いな食べ物に一工夫してみたり、子どもに合った食事を意識してみましょう

いろいろな食材の味や食感を体験させてあげることで、食への興味を育てることができます。



幼児食は”味覚”を育てる!

幼児食に入る1~5歳代は味覚が育つとっても大切な時期です。

そんな時期に、大人と同じ食事を食べていたら、素材の味やだしの味など、基本的な味を覚える前に、濃い味を覚えてしまいます

濃い味に慣れてしまうと、薄い味つけでは物足りなく感じてしまい、より好き嫌いがでてしまう危険もあり、
もちろん、成長途中の子どものからだにも負担をかけてしまいます

生活習慣病や病気のリスクがある食事も、現在の食環境にはあふれているのが現実で、子どもはまだその判断ができません。

濃い味に慣れてしまい、塩分の摂りすぎなど、将来の病気のリスクを上げてしまう食習慣に・・・

なんてことにならないようにするためにも、ママパパのサポートが必要なのです。

正しい味覚の発達を促すために、食材を生かした薄味(大人の半分の塩分量が目安)を意識してみましょう。

脳筋パパの今回のまとめ

脳筋パパ脳筋パパ

どうだったかなぁ~


脳筋パパ脳筋パパ

離乳食卒業! いやぁ~! めでたい!!
特に外食時には、少しばかりでもママやパパと同じ食事ができるのは、親も嬉しいけど、
子どもも本当に嬉しそうにしているような気がするよね♪


脳筋パパ脳筋パパ

とはいえ、いきなり揚げ物を食べさせたり、味の濃いものをあげてしまうのはちょっと気を付けなきゃいけないね!
もしかしたら食べている本人は喜んでいるかもしれないけど、それ以上にからだに負担を掛けてしまっているかもしれないからね!


脳筋パパ脳筋パパ

子どもの成長はとても早いものだけど、日々の成長を近くで見守って一歩一歩確実にチャレンジさせてあげようね!


脳筋パパ脳筋パパ

最後までお話に付き合ってくれてありがとう!またね~!