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離乳食は薄味が基本!?

つむつむのご飯美味しそ~!
食べてもいい???

いいよ~どうぞどうぞ🎶

やった~! いっただきま~す!
・・・えっ!!?

えっ!?どうしたの???

・・・う、うすくない・・・?
味・・・

・・・うん。離乳食だもん。
離乳食における味付けとは?
離乳食では食べる練習をしていきますが、様々な食材に触れ合い、食材本来の味、素材の味を感じることも赤ちゃんにとって大切なことです。
そのためにも、基本的に味付けをしていいのは中期以降です。
味付けの濃い料理は、まだ発達途中の赤ちゃんのからだに負担をかけてしまいます・・・
そのため、初期は味付けなしが基本で、中期ごろから少しずつ味付けを始めましょう。
ですが、味付けといっても薄味が基本!
離乳食は、初期・中期・後期・完了期と1年間かけての食事の練習期間です。
その期間中は、基本的には薄味!
1歳を過ぎたら何となく、離乳食も卒業したように感じますよね。
ですが、ママパパと同じごはんのとりわけであっても、味付けはまだ同じではないんです。
早いうちから濃い味に慣れてしまうと、薄味を食べてくれなくなったりしてしまう事も・・・
赤ちゃんのからだのためにも、薄味を心がけましょう。
旨味成分ってなんぞや?
私たちの味覚には5つの基本的な味を感じることで、様々な食材を味わっています。
甘味、塩味、酸味、苦味、そして旨味です。
旨味成分の代表として、植物に多く含まれることが多いグルタミン酸、動物に多く含まれることが多いイノシン酸、しいたけの旨味成分のグアニル酸があります。
旨味は、かけ合わせることで旨味が増し相乗効果を発揮する組み合わせがたくさんあります。
また、旨味を美味しく感じるためには、幼い頃から”だし”の味に慣れていないと難しいといわれています。
日本の食文化においても大切な”だし”文化!
離乳食でも大切にしていきましょう。
”だし”の種類 めっちゃ豊富です!

離乳食のときから“だし”をしっかり使ってるとつむつむの舌も肥えそうだね~

そうかもね~ いろいろな“だし”を試してあげたいよね~♪

へぇ~!でもそんなに種類ってあるの?かつおとか昆布だしとかじゃないの??

いやいや!“だし”の種類もめっちゃあるよ!
なんなら最近だと“だし”の専門店とかもあるくらいだからね!
トマトとかブロッコリーとかからも“だし”はとれるんだよ~
”だし”の種類って?どんな”だし”があるの??
”だし”と一言で言っても、意外とたくさんの種類があります。
今は粉末だしや、だしパックなど市販でも多くの”だし”を目にするようになってきました。
- かつおだし
- 昆布だし
- しいたけだし
- 野菜だし
- 煮干しだし
- あごだし
- 鶏だし etc
市販で売られている”だし”には、調味料を加えて味を仕上げているだしもあるので、塩分にも注意が必要です。
離乳食に適した”だし”を選ぼう!!
離乳食で”だし”を使う理由として、”だし”の味を感じてもらうことと、薄味にするためといったことが挙げられると思います。
ですので、”だし”を選ぶ時に気をつけて欲しいポイントは、塩分や添加物、そしてアレルギーです。
市販で売られている大人用の和風だしやコンソメといったものは、塩分が含まれているので、離乳食には向いていません。
また、そういったものは添加物も気になりますよね。
また、”だし”は食材からとるものです。
えびだしなどアレルギーのリスクが高い食品からとった”だし”も、注意が必要です。
離乳食として”だし”を使用する場合、食材から出た”だし”を活用するか、ベビー用のだし調味料を活用するのがよいでしょう。
”だし”の取り方ってどうしたらよいの?

“だし”って奥が深いね・・・

そうなのよ~ “だし”の取り方ひとつにしても食材によって全然違うからね!
代表的なやつをいくつか紹介するね~

よろしくお願いしま~す!!!
離乳食に活用できるだしの取り方をいくつかご紹介します。
①水2カップを沸騰させ、かつお節15gを加え弱火にしアクをとる。
②再び沸騰する直前に火を止め、かつお節が沈んだらざるなどでこす。
①昆布(約4㎝)の表面の汚れをふき取って、切り込みを両端に入れる。
②水2カップを入れて20~30分置いておく。
③中火にかけて、沸騰直前に昆布を取り出す。
※沸騰させてしまうと、昆布のぬめりがでてしまう。
かつおだしと昆布だしを合わせて和風だしとして使用すると、旨味の相乗効果でより美味しい”だし”になります。
①お好みの野菜(3種類以上入れるとよりだしが出る)をざく切りにし、水を入れ沸騰させる。
②15分くらい煮出して、ざるなどでこす。
※野菜も食べられるので、”だし”も野菜も離乳食に活用できる!
野菜の量と水分量を調節してお好みの濃さで作ってみよう!
①野菜だしと昆布だしを合わせたもの(2カップ、冷めているもの)に、鶏ささみを1本入れ煮出す。
※時間があればしっかり時間をかけて煮出した方が”だし”は出るが、そこまでの時間をかけたくない・・
そんな時は沸騰後15~20分くらいでもOK!
①干ししいたけ(10枚)と昆布(約10㎝)の表面の汚れを軽く拭きとる。
②水(1ℓ)に①を入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる。
※しいたけのみでもいいが、昆布を入れた方が旨味の相乗効果によりおいしくなる。
①煮干し(30g)の頭とはらわたを取る。
②水(1ℓ)に約30分つけておく。
③火にかけて沸騰させ、5~10分煮出し、煮干しを取り出す。
”だし”は多めに作っておいて、冷凍保存しておくと使い勝手が良くておすすめです。
製氷機などを使用し、一回分に分けて冷凍しておくと便利です♪
冷凍した”だし”は、2週間程度で使い切りましょう。
また、冷蔵保存の場合は、3~4日程度が目安になります。
つむつむの今回のまとめ

どうだったかなぁ~

“だし”って奥が深いよね~
いっつもママはつむのごはんに気を遣ってくれてるんだなぁ~と思ってつむつむは感動しちゃったよ~

実は、あまり知られていないと思うけど、母乳にも旨味成分のグルタミンが含まれているんだよ~

だから赤ちゃんにとっては、親しみある成分ってこともあるし、いろいろな“だし”で旨味を覚えるってごはんが楽しみにもなるし嬉しいことだよね~🎶

最後までお話を聞いてくれてありがとね~ ばいば~い(^_^)/~