
目次
1歳の赤ちゃんの成長

今回は「1歳の幼児食」について説明しま~す!
それでは管ママちゃん
よろしくおねがいしま~す!

えっ!?
ちょっと!
誰と話してるの?

いいから! いいから!
はいっ!
解説よろしく
1歳の赤ちゃん~身体的な成長~
1歳を過ぎると乳児期から幼児期と呼ばれ、成長のスピードがやや緩やかになってきます。
それ程、最初の1年は赤ちゃんにとって大きな1年で、パパママにとっても大切な1年なんです。
でも、幼児期の最初にあたる1歳以降の成長も目が離せない程どんどん成長していきます。
ひとりで立てるようになったり、歯が生えてきたり・・・
でもまだまだ、成長途中です。
成長によって少しずつ自分でできることが増えていきます。
サポートもしながら、自分でできそうなことはチャレンジさせてあげましょう。
それが次へのステップアップに繋がりますよ。
1歳の赤ちゃん~精神的な成長~
1歳を過ぎると自己意識が芽生えてくる時期で、精神的な成長を大きく感じてくる時期でもありますね。
何でも自分でやりたがり、時にはパパママを困らせてしまうかもしれません。
もちろん、まだ自分でできないことでも自分でやりたがることもあるでしょう。
ですが、温かく見守りながらサポートしていくことも必要です。
この頃が一番食に対する興味を強く持つ時期とも言われています。
自分でコップを持って飲もうとしたり、スプーンやお椀を自分で持ってみたり、自分で食べたがったり・・・
それらは食への興味の表れなんです。
せっかく持った興味を伸ばしてあげられるように、まずやらせてあげましょう。
出来なくて失敗してもいいんです!
温かく見守ってみませんか?
お片づけはそれからでも遅くないですが、こどもの成長はタイミングが大切です。
成長を楽しみながら、広い気持ちをもって過ごしてみましょう。
離乳食が終わったら幼児食スタート

ほんとに赤ちゃんの成長は著しいよね~
んでも、1歳になるとほとんど大人と同じようなものでも、食べられるようになるよね?
なのになんで幼児食って必要なの?

そうだね~
離乳食のときほど神経質になることはないのは確かだよ!
それにいろんなものに興味を強く持ち始めるころだしね!
だから、たまには大人と同じようなものにチャレンジしてもいいと思うよ~
けどそれが毎食だと、まだまだ子どもの臓器には負担が大きいってのが理由かな!
幼児食ってなんで必要?
1歳半を過ぎて離乳食が終わった~
と思ったら幼児食!
でも、1歳のうちは離乳食の延長です。
赤ちゃんも1歳半を過ぎたからと言って、急に成長するわけではありません。
幼児食に移行してはいますが、もちろん大人と同じ食事をとれるわけではありません。
成長したと言っても、まだまだ臓器は発育途中。
もちろん、食品についてはほとんどパパママと同じものが食べられるようになってきていると思います。
では何が違うのでしょう?
それは味付けと食べられる量です。
臓器ももちろん小さいので、塩分は控えめにしないとその分負担がかかってしまいます。
また、一度に食べられる量も少ないですよね。
そんな中でも、しっかりと栄養を食事から摂れるように、これから一緒に勉強していきましょう。
この時期、基本的なことはまだ完了期と変わりません。
でも、成長に合わせて少しずつ変化をつけていきましょう。
実際にどんなごはんを作ればいいの?

うちの子最近ごはん食べているとき、落ち着かなくてなかなか座って食べてくれないんだよね
だから、食べる量も少ない気がするんだけど、大丈夫かな?

目安になる参考量は確かにあるから、確認してみると良いかもね~
けど、ママ友ちゃんのとこの子は、ちゃんと身長も体重も順調に増えているよね?

うん!
むしろ体重は平均よりオーバー気味かも・・・

それなら全然大丈夫!
その子にあった量はあるから、しっかり成長を見てあげてね
1回の食事の目安量
あくまで目安量なので、参考程度に活用しましょう。
絶対にこの量を・・
うちの子こんなに食べてくれない・・
これ以上いっぱい食べてる!?など
その子によって食べる量は、異なるのが当たり前!
大切なのは、赤ちゃんが「しっかり成長できているか」です。
栄養が足りなくて、体重が増えなかったり、食べさせすぎて体重が増えすぎたり、子どもがどんなふうに成長しているか、しっかり見てあげましょう。
いっぱい食べるのに、体重が増えていない・・
良く噛んで食べていますか?
丸飲みしちゃっていませんか?
一番大切なのは、赤ちゃんをしっかり観察、見てあげることです。
そして一緒に食べて、食べることを楽しみましょう。
食品 | 1~2歳 | ||
---|---|---|---|
1回あたり の目安量 | 第1群 | 肉・魚類 | 30g |
卵 | 30g | ||
豆腐(絹ごし豆腐として) | 20g | ||
第2群 | 牛乳・乳製品(牛乳として) | 200g | |
第3群 | 緑黄色野菜 | 100g | |
第4群 | その他の野菜・果物 | 200g | |
第5群 | 穀類 | 170g | |
いも類 | 40g | ||
菓子類 | 10g | ||
砂糖 | 5g | ||
第6群 | 油脂(種実類を含む) | 5g |
(参考書籍:子どもの食と栄養 第5版 健康と食べることの基本)
食品の組み合わせ方
食事を作る時に気になるポイントは、まず栄養バランスを意識することです。
栄養のバランスといっても、難しく考える必要はありません。
作っている時に、なるべく様々な種類の食品を組みあわせてあげましょう。
また、彩りにも意識をし、テーブルに何色の料理が並んでいるか考えてみましょう。
様々な色が使用されていて彩りがよいもののほうが、栄養も自然と高くなっていますよ。
さらに、たんぱく質、食物繊維、そして不足しがちなビタミン・ミネラルもしっかり摂れるように意識することが大切です。
もちろん、水分の補給も忘れてはいけません。
このポイントは、子どもだけではなく、家族にとっても大切なことですので、パパママの食事にも取り入れていきましょう。
手づかみ食べや食具を活用してみよう
1歳半を過ぎたといっても、自分で食べるときには手を使っており、スプーンやフォークは上手に使うことができません。
でも、興味を持つことはあると思います。
その時は、上手にできなくても、チャレンジさせてみましょう。
誰でも、練習をしなければできる様にはなりません。
子ども自身が興味を持ったときが、成長につながるチャレンジのタイミングです。
失敗しても、温かく見守ってあげましょう。
また、食具を使用できなくても、自分で食べる意識はどんどん強くなる時期です。
そんなお子さんに、ぜひ手づかみ食べのできるメニューをどんどん取り入れてあげましょう。
食への興味も高まり、自分でどんどん食べてくれれば、パパママも少し楽になりますよ。
まだまだ1歳児はチャレンジの年!
パパママも一緒に食べる練習を応援してあげましょう。
脳筋パパの今回のまとめ

どうっだたかなぁ~

1歳過ぎたころのつむつむは「一人でできることは一人でしたい」って具合にいい意味でわがままになってきたよ~

でもこれは成長している証だし、とっても嬉しいことだよね!

特にごはんのときは、食べさせてもらうよりは自分で食べたいみたいで、
スプーンやフォークを渡すとどんどん積極的に食べているよ!

むしろ、食べさせてあげようとすると嫌がられちゃうことも増えてきているかな~

大人にとっての数カ月と赤ちゃんにとっての数カ月は全然違うから、
この変化にしっかり気づいて付いていってあげないといけないな~ と思うよ!

最後までお話に付き合ってくれてありがとう!またね~!